韓国ドラマ『イサン』は実話で実在したモデルがいるのかどうか。
さらに歴史的背景や時代はいつなのか、気になっている方は多いはず!
この記事では
・『イサン』は実話で実在したモデルがいるのかどうか
・歴史的背景や時代について
こんな疑問にお答えしていきたいと思います!
Contents
『イサン』は実話で実在したモデルがいるって本当?
#イサン #イソジン #韓流ドラマ
私は、もう、長い事、日本のドラマは見ていない。
もはや、私には見るに値する質の高いドラマはない。
夜明け前の藤田まことの必殺仕事人は見ている。
韓国のドラマは面白い。イ・ソジン主演の実在のイ・サンは何度見ても面白い。質は圧倒的に韓国ドラマのが高い pic.twitter.com/D1TWDnHjPN— 柿本英雄 (@nUvUbWNI3oqZrk5) September 20, 2022
韓国ドラマ『イサン』は、実在した人物第22代国王正祖をモデルとしています。
正祖といえば、様々な改革を実施し名君として記録されている人物です。
今まで数々のドラマや映画の主人公となっているので人気の高さがうかがえます。
物語に関しては実話を基に制作されていますが、創作されている部分も多い作品です。
イサンやソンヨンの幼馴染として登場し、後に大将として正祖を護衛する立場になるパク・テスも実在の人物ではありません。
幼いころの出来事は創作の部分が多いように感じます。
しかし、実際に起こった事件を扱っているエピソードも多いので、何が史実で創作なのか調べながら視聴するのも楽しいかもしれませんね!
実の父が餓死させられたことが実話!
ドラマでは、イサンの父親荘献世子が英祖によって米びつに閉じ込められ餓死させられてしまいますが、なんと実話です。
荘献世子は老論派に陥れられ、英祖との確執が生まれ精神を蝕まれていきました。
そして奇行を繰り返すようになったのです。
そのため英祖に米びつに閉じ込められ、8日後ついに餓死してしまいます。
英祖は、後にこのことを悔やみ「荘献」と追尊しています。
閉じ込めたのは英祖ですが、老論派に陥れられてしまったので老論派が殺したと言っても間違いではない出来事です。
実際にイサンが王に即位してから敵討ちを行い、老論派を厳罰に処しています。
イサンは父の名誉回復にも力を注いだのです。
荘献世子の餓死については、「これが実話!?」と驚いてしまう人も多いのではないでしょうか。
あまりに衝撃的な内容のためこちらのエピソードを題材とする作品も多いようです。
奇行を繰り返していたからといって息子を米びつに閉じ込めてしまうとは…。
想像を絶するエピソードです。
実在したモデルは正祖だった
主人公イサンの実在したモデルは第22代国王正祖です。
イサンはドラマの序盤で世孫(セソン)様と呼ばれていました。
世孫とは世子の息子で、世子の次に王様になる人を指します。
父の世子が罪人として亡くなってしまったので、後に孝章世子の養子となり国王に即位しました。
国王となったイサンは正祖と呼ばれます。
即位後、様々な改革を行い多くの功績を残しました。
名君として記録されているので、韓国や日本でもとても人気の高い歴史上の人物です。
世祖は立場に関わらず優れた人物を登用したり、庶子出身の学者を積極的に配置したりと人材育成にも力を入れていました。
また、ドラマの正祖は恵慶宮にとても気を遣っていましたが、実際にとても大事にしていたそうです。
親孝行だったことも人気の理由になっています。
あらためて正祖は、名君でありながら波乱万丈な人生を送っていることもありドラマの主人公には持って来いの人物だと感じました。
『イサン』の歴史的背景や時代も調査してみた!
韓国人が紹介する動画で見て知ったけど、朝鮮の歴史上イサンとソンヨンは唯一と言って良いほど恋愛結婚を実現させた夫婦であり、実はソンヨンは色々考慮してイサンを振ったけどイサンが拗ねた説ww
ソンヨンが亡くなった後、イサンが残した悲しみの言葉は韓国の教科書に載るほど有名だそうです😭 pic.twitter.com/b8fwjOTTr8— ヨンウォン (@KChisdra) January 22, 2022
韓国ドラマ『イサン』は、朝鮮王朝時代が舞台となっています。
朝鮮王朝は1392年に開国しました。
イサンが生まれたのは1752年となるので後期に入っていることが分かります。
ドラマでは正祖が亡くなる1800年まで、その間に起こった事件や出来事が描かれていました。
正祖の革新的な政治改革のおかげで急激に成長したかのように思える朝鮮王朝ですが、彼の思い描く通りに改革は行われたのでしょうか?
歴史的背景は1752年から1800年頃の朝鮮王朝時代
『イサン』の歴史的背景は1752年から1800年頃の朝鮮王朝時代です。
日本でいえば9代将軍家重から11代将軍家斉、中国でいえば清の6代乾隆帝の時代になります。
正祖は、王権を強化するため国家の改革と改善に力を注ぎ、派閥争いを減らそうとすることにも尽力したそうです。
しかし改革の最中、正祖は病によって49歳という若さで亡くなってしまいます。
正祖が亡くなってしまったことで、推進してきた改革が無に帰ってしまいました。
外戚の排除を進めていたはずが、正祖の死後、別の外戚が台頭権力を握ってしまうのです。
当時の人も「もっと長生きしてくれたら…」と思ったはず。
思い残すことはあったと思いますが、こうして時代が違ってもたくさんの人に好かれ評価されています。
今の時代のいろいろな基盤となっているはずです。
正祖は、朝鮮王朝時代後期の一番の名君と言っても過言ではないと思います。
史実との違いは?
史実との違いは、ソンヨンとの出会いです。
ソンヨンは実在の人物ではありますが、ドラマではかなり脚色されています。
実際には図画署では働いてはおらず、恵慶宮洪氏に仕える女官として世祖に出会っていました。
一説には和嬪(ファビン)の寝殿にいた女官とも伝わっています。
名前もソンヨンではなく、徳任(ドクイム)といいます。
正祖には何人か側室がいましたが、ドラマと同じように史実でも一番愛されていたのはソンヨンだったようです。
ソンヨンは他の側室とは違い、正祖自ら選んだ女性なんだとか。
また、ドラマと史実で違う点はソンヨンが産んだ子供の数です。
ドラマでは、ソンヨンは2人身ごもりますが、実際は3人でした。
1人目は5歳で亡くなってしまう王子、2人目は女の子でこちらも2カ月で亡くなっています。
3人目は妊娠中に亡くなっているので、この点は史実通りに描かれていました。
史実の王妃様も知性があり、みんなから尊敬される人物だったようです。
ドラマでも史実でも残念ながら子供はできなかったようですが、個人的には王妃様が一番好きなキャラクターでした。
まとめ
今日のドラマ「イサン」
イ.ソジン×ハン.ジミン朝鮮王朝史上最も波乱万丈の生涯を送ったイサン第22代王、正祖の半生を描いたドラマ
女性の主人公ソンヨンと正祖国王の30年にも渡る恋愛を織り交ぜた超大作史劇!! pic.twitter.com/L7WOfK2SlQ— 소망✤ソマン✤ (@Soman0308) December 9, 2016
韓国ドラマ『イサン』は実話で実在したモデルがいるのかどうか、歴史的背景や時代もお調べしてお届けしてきました。
・『イサン』は実話で実在したモデルは朝鮮王朝第22代国王正祖だった!
・歴史的背景は1752年から1800年の朝鮮で時代は朝鮮王朝時代!
ということでした。